派遣でアメリカ駐在中の生活はこんな感じだった!住まいや食事、仕事を徹底解説!

実際の経験から得たtips

はじめに

初めての英語実務&アメリカへの駐在&大企業での勤務となにもかも初めてで、現地での生活がどうなるのか不安…。そんな思いを抱えていた私でしたが、初のアメリカ駐在がどんな感じだったのか、本記事では、その時の様子をお話したいと思います。住まい、食事、医療、治安、生活費など、多くの方が気になるテーマを網羅的に解説します。

←僕がアメリカではじめて英語実務の仕事をした時、職場での一コマ。一番右が僕です。


1. アメリカ駐在の住まい事情

僕が駐在員していたのは、アメリカ・サウスカロライナ州のチャールストンという田舎町でした。
車がないと生活は不可能な地域。それまでニューヨークには数ヶ月住んでいたことがあったのですが、チャールストンのような田舎町で生活するのは初めてだったのでアメリカの広大さにビックリした記憶が鮮明に残っています。
住んでいたのは会社が用意してくれたコンドミニアム。派遣先が大企業だったこともあり、用意されたコンドミニアムはめちゃくちゃ広かったです。

←僕が住んでいたコンドミニアムのリビング一角。これにさらにひろーいリビングがあった。


2LDKでリビングだけでも80㎡くらいあって、8畳くらいの個室が2つあり、その部屋に1人で住んでいました。

←コンドミニアムの敷地内には、ジムとミニコンビニがあるだけだけど、敷地内がセキュリティーでガードされていて安全。


でも立地は田舎。徒歩ではどこにもいけません。
部署1つにつき1台レンタカーが用意されていたので、その車で買い物に行っていました。

←年末年始、社員さんが全員日本に一時帰国している時、僕ひとりアメリカに残って仕事していたときに乗っていたマスタング

家賃はいくらだか全然わからないですが、多分ものすごく高いと思います。
ま、社員が危険な目に遭ったらまずいので、高級コンドミニアムを借り上げてくれた会社には感謝です。
まともな会社なら、駐在員の滞在場所をケチって社員を危険にさらすことはないでしょうけどね。


2. 食生活:意外と困らない!?

「アメリカの食事って毎日ハンバーガー?」と思われがちですが、実際は日系スーパーも多く、和食も問題なく食べれましたが、
ほとんどの日本食がアメリカナイズドされた日本食でした。つまりは甘い!!甘すぎる!!!
日本人にとってはおいしく食べられない日本食だったので、僕は日本の調味料を買ってきて自炊をしていました。
よって外食はほとんど多国籍料理でした。
その中でも一番美味しかったのが、ベトナム料理のフォー。
安くて美味しいお店があったので、そこによく行っていました。
スーパーはwalmartやラッフルズが近所にあったので、そこで食料を調達。近所とは言っても車で10分15分くらい。
食料はさすがアメリカ。なにもかもがビッグサイズで高い!
牛乳を買うと、2週間くらい持ちました。
結果、アメリカは食べ物がマズイと言われていますが、美味しい多国籍料理のお店が多いので困ることがなかったですね。
自炊すれば美味しい日本食も食べられたので、全く問題ありませんでした。

自炊派:冷凍の納豆や日本米、味噌なども手に入る
外食派:日本食レストランやラーメン店も増えている
注意点:外食は日本より割高、チップ制度もあり


3. 医療制度:高額でクオリティーは?

アメリカの医療費は非常に高いため、企業が提供する医療保険の内容は必ず確認しておきましょう。
風邪でも数百ドルかかることも普通にあります。
緊急時はER(Emergency Room)を利用しますが、救急車は日本のように無料ではありませんので注意しましょう。

僕は現地にいるときに、まさかのぎっくり腰になってしまい、派遣先企業の社員さんに車で病院に連れてってもらいました。
ERでお医者さんにかかったのですが、1分の診察、「うん、ぎっくり腰だね、安静にする以外なにもできないから痛み止めだしとくよ」でおしまい。
それでまさかの医療費は800ドル(日本円で12万円!!)
その時は派遣会社が加入してくれていた海外旅行保険でカバーされたので自己負担はゼロだったのですが、
アメリカは仕事、プライベート関わらず必ず海外旅行保険に入っていきましょう。
現地で事故や事件に巻き込まれてケガしたり、思わぬ病気になることも多いにありえます。
入院したり手術したり、最悪日本へ搬送されることになったら、何千万円かかることも普通にあります。
それで命を諦めた家族もいました(事実の話)
※今の僕の仕事がそういう関係の仕事なので詳しい


4. 治安と防犯意識

日本と比べて治安は場所によって差があります。
僕が駐在で滞在していたチャールストンという町は田舎街で、僕がアメリカに到着した翌日に派遣先企業の社員さん2名が黒人2名にガソリンスタンドで襲われた事件が発生しました。
田舎街では、アジア人は子供のようにみられて暴行されてお金を奪われるケースが少なくありません。
逆にニューヨークような都会は夜でも比較的安全です。
僕はアメリカではチャールストン以外だと、ブロンクスという都会に住んでいたことがあります。
ブロンクスはニューヨークのダウンタウンの北にある街で、スパニッシュ系黒人が多く住んでいる地域です。
アジア人の僕はすごーーーく浮いていましたが、特に怖い思いをしたことはありませんでした。
とはいえ、都会でも危険な地域はありますので、アメリカでは特に以下のことに注意して行動しましょう。

明るいうちに移動する
夜の外出、一人行動は避ける。
戸締り・防犯グッズの使用
スマホで「Nextdoor」アプリを活用すると、近隣の治安情報も得られます。


5. 駐在生活のリアルな出費

日住居費、光熱費、通信費、車代は会社負担だったので、実質負担は生活費は食費とちょくちょく社員さんたちと行った旅行代くらいだけでした。
ちなみにチャールストンから一番遠い場所に行った旅行先は、派遣先企業の社員さんたちと車で行ったマイアミでした。
ということを踏まえて生活費の主な内訳は以下の通りでした。
項目
家賃:月額(2LDK 80㎡) 会社負担だったのでゼロ
食費:$500(出張手当が1日5,000円でていたので、食費は出張手当だけで賄えました)
旅行代:平均 $300/回

会社によっては手当が充実しており、日本より可処分所得が多いケースもありますね。

項目月額(例:チャールストン)
家賃$2,000〜3,000(2LDK)→会社負担のためゼロ
食費$500くらい
医療保険高額(手術や入院した場合は数百万~数千万かかる場合も)※海外旅行保険は必須
旅費マイアミ1泊旅行、車で行って500ドルくらい

まとめ

アメリカ駐在中の生活は、日本とは違う文化やシステムに戸惑うこともありますが、その分新しい発見や成長のチャンスにもあふれていました。
なにより、生きた英語を毎日浴びれるので英語の上達がエグいです。
発音だけがよくて、英語がよく分からない僕のニセ英語力も、ニセ英語から英語になりました(笑)
転職の参考にいただけたら幸いです!


👑ブログランキングに参加しています!応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ ビジネス英語へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました