英語力はゼロでない以上、転職するのにレベルはそれほど気にしなくていい
前回、アメリカの職場で一緒に働くスタッフの方たちに挨拶を一通りして「英語ができる奴」と思わせることに成功した僕は早速、同じ部署で部品を購入する部署の社員(日本人)の方に仕事を教えてもらっていました。僕の仕事は、現地や日本人社員さんに設計図に従って必要な部品の交換をしたり渡したり、現地のメーカーに連絡を取って部品の価格交渉を行ったり納期を確認したり買ったりする仕事です。部品の交換や渡したりする場面での英会話には問題なく、

な~んだ、簡単じゃねぇか!ラクショーラクショー😏😏
そんな風に感じながら、

思い切ってこの仕事引き受けて正解だったなぁ!
と、お気楽に構えて仕事をしていました。しばらくは社員さんから仕事を教わりながら、部品の交換や部品を渡したりすることなどやっていました。その時の現地アメリカ人スタッフとの会話はこんなもんでした。

Hi! how’s going?
※調子どないやねん?

I’m good! so what do you want?
※ええで、そんでなにが欲しいん?

Ah..The drawings have changed last night and the components also have changed and I want 2bxshuat instead of 3jaaosadsa.
※図面が変わったもんで部品も変わってもーたから、Bの代わりにAくれへん?

Let me check the drawings. Hold on a sec.
….
Yeah confirmed. Here we go!
※図面確認するからちょい待っとって
ほんまやね!ほなこれ持っていき~

Thanks man!
※すまんな、ありがと
この程度のやり取りでした。めっちゃ簡単でしょ?でも僕が派遣された企業の社員さんたちは、この程度の英語すら話せなかったわけで、派遣社員で雇われた英語もロクにできない僕がアメリカ駐在員になるチャンスをGETできたわけです。ほんとにどこにチャンスが転がってるかわかんないなぁと今でも思いますね。だから転職は積極的に動かないとほんと損ですよ!
ピンチ!!英語力のレベルがバレたか?!
作業員の図面と僕らが持っていた図面が違っていた
ある日、いつものように部品の受け渡しや交換などやっていたのですが、とある現地アメリカ人スタッフのブラニスが、

Hi! Can i get 4soadadsa?
部品もろーてええかー?

Hold on a sec!
…
Sounds like it should be 6sakfdlkjs, not 4soadadsa according to the drawings.
※ちょい待っとって。ん?図面だとAじゃなくてBやで?

Nope,
It should be 4soadadsa. Please give me 4soadadsa! I’m in a rush!
※いや、Aやて!はよ出してーよ!急いでんねん!

Let me confirm with my colleagues. Hold on.
※ちょっと社員の人に聞いてくるから待っとって。
作業員と派遣先の企業の社員が喧嘩に!
社員の人に図面を確認してもらったところ、やっぱりAではなくBだったのです。なのでAの部品を出庫することはできません。図面が絶対なので、作業員の判断で別の部品を出庫することはできません。社員さんが言っていることを作業員のブラニスに通訳して伝えました。通訳と言っても、こちらの図面ではBになってるから出庫できないよ、という、先ほど僕が英語で彼に伝えた内容と同じことなので難しい通訳ではありません。
するとブラニスが激高!「はよ~だしーや!作業が遅れるやろが!」と言い出し、社員さんも負けじと、「あほ!図面と違うもの出せるかボケ!」と喧嘩。するとブラニスが同じ場所で働いている作業員を呼んできて、長々僕たちになにかを説明しているのですが、僕は彼らの英語が聞き取れない!日本人の社員さんは僕に、「テキトーさん、彼らなにを言ってるんですか?」と聞いてきます。全く聞き取れないので、もう一回言ってもらえる?と、ブラニスの先輩?作業員にお願いしましたが、2回聞いてもやっぱりその部品でないといけない理由が聞き取れません。単なる図面のことを言ってる感じではなかったのです。

やべ…聞き取れねぇ…どしよ?…どう説明するか..沈黙が続いてる~~~ぅぅ

テキトーさん!!ブラニス、なんて言ってるんですか~~??
仕方がないので、この状況から想定される理由をテキトーに日本人社員に説明しました。

あのぉ、彼は自分たちが持っている図面は今朝、設計から渡されたものだからこっちが正しい。君らの図面は古いんだよ。今日夕方までにこの工程を仕上げなきゃいけないからすぐに部品を出して欲しい、と言っています。
この訳しを聞いた僕の部署の社員の方は、埒が明かないから設計に確認してくると言って設計オフィスに行きました。今思うと、よくここまで自分なりにテキトーにそれらしいこと言えたなぁと思いました。感心はしないけど、その度胸は褒めてあげたいと思います😅
結局、図面アップデートの連携不足だった
10分後に帰ってきた社員さんは、昨日変わった図面を僕たちの部署に共有できてなかったと説明しました。ブラニスの図面が正しかったのです。最終的にブラニスたちが欲しい部品を出庫して終わったのですが、ブラニスのパイセンが話していた内容は未だに不明のままです(笑)
心配する前に行動することが大事
この先の日本は昭和や平成のように、のほほーんと、なんとかなるぅ~と考えて、なにも行動しないと社会的に簡単に淘汰されていき、生きていくことさえ難しい時代が来てもおかしくありません。格差が大きく開いていき、お金持ちと貧困者の2層になるでしょう。
だからといってはなんですが、下記に当てはまる人は、手っ取り早く転職やスキルアップができる「英語」で行動してみてはどうでしょうか?
・仕事がめんどくさい
・仕事がつまならない
・転職はめんどくさい
・転職できるほどの英語力のレベルに達していない(と思っている)
僕はITエンジニアや不動産の資格を取ってキャリアアップして転職する!という想定をして動いていましたが、その時すでに30代だった僕は、それらの難しい資格の勉強をして資格を取って、経験年数を稼いで転職するとなると、それだけの時間はもうなくなっていたので途中でやめました。(時間が理由というより内容が難しかったのと自分に合わなかった)
転職は昔ほど面倒でもなくなりました。会社によってはリモート面接をやっているところもありますし、履歴書も手書きじゃなくてもよくなりました。むしろ、手書きで書いた履歴書じゃないと採用しないと言っている会社はやめておきましょう(笑)。古い体質が残ったままの遅れている会社です。未だに年功序列だたり紙媒体で管理している会社の可能性が高く、生産性が著しく低い会社の可能性があり給料アップも見込めないでしょう。
行動した者から未来が変わっていきます。僕も転職活動をしていたとき、英語力のレベルが低いのは自覚していました。でもとりあえず雇ってもらえたらクビ宣告されるまではやってみる!をモットーに転職した結果、今があると思っています。めんどくさいなら自分のペースで少しずつ転職活動をしていきましょう。一番いけないのはめんどくさいからと言ってなにもしないことですよ!
おわり😉
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