派遣会社の担当さんから、某大手航空メーカーの会社のお仕事を紹介(推薦?)していただき面接に行くことになりました。正直会社の名前を聞いてビビっていたのですが、とりあえず行ってみよう!精神がある僕は、面接に行ってみることにしました。行ってダメならそれで良し!採用されるかされないかは面接を受けてみなければ分かりません。今思えばその時、英語面接の準備をなにもせず受けたことは信じられないのですが、ワーキングホリデーから帰ってきた直後だったので簡単な英語なら大丈夫だろうという意味のない確信があったように思います。
派遣会社の担当の方と面接に行くと、3人の面接官がいました。その方たちは募集を出していた部署の部長、課長、そして社員の方ですべて日本人でした。しかも結構ご年配…これはひょっとして途中から英語面接担当のblue eyed soulみたいなメンズが乱入してきて、Hello!とか言われるのだろうか…

←勝手なイメージでこんな感じの人。
名前はウィリアムさん、
35歳、既婚、嫁子供と一緒に日本来日。
ちょっと日本語話せるようになってきた
たこ焼きが大好き
内心ビクビクしていました。そうなったら僕の英語力の低さがバレて採用は見送りだなぁ..なんて思いながら面接を受けていたのですが、ある程度質疑応答が終わり、僕の経歴(英語を無理やり絡めたかなり盛った内容(笑 )を部長さんが一通り読み終えると、ウィリアムさんは登場せずいきなり爆弾発言をかましてきました。

ご存じだと思いますが、勤務地はアメリカになります。チャールストンという場所です。そこに1週間後から行ってもらうことはできますか?

え!1週間後からですか??

はい、急ぎで申し訳ないのですが、パスポートはありますか?

持ってますけど…(このおじさん本気か?…)

じゃ、来週からお願いしますね~

よ、よろしくお願いいたします…(ウソだろ??)
派遣社員だからもしスキルに満たなかったら即切りできるとは言え、アメリカに飛ばしたらすぐに即切りするのも難しいだろうに、M部長はこの面接で僕を即採用し、1週間後からのアメリカ出張(駐在)を指示してきたのです。複雑な心境でした。僕自身、もしこの仕事がスキル不足(英語)で派遣先の社員さんの足手まといになってみんなから総スカン食らったらどうしようとか、もし仕事環境が最悪だったり合わなくても気軽に辞めて帰ってこれません。日本の地方ならまだしも、海外です。不安も不安でした。でもここで僕の座右の銘、あの一言が頭に炸裂します。

とりあえず、やってみよっか!
1週間後に渡米するというのは派遣会社担当者も初耳だったようで、「えっ…」と驚きを隠せない様子でした。その派遣会社的にも、クライアントが海外出張を派遣に依頼してきたケースもレア中のレアだったし、1週間後に渡米するというのも異例だったようです。そして1週間後の渡米に向けて僕と派遣会社は準備に追われることになりました。この続きは次回の記事でね😊🙌😊
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